2015/11/27セミナー東アジアFTA/EPAの関税削減効果と輸出競争力への影響(会場:あいち国際ビジネス支援センター)
東アジアでは、多くのFTAが発効しており、日本企業の利用も増加しています。そこで、本セミナーでは国際貿易投資研究所(ITI)より、東アジアにおける第三国間FTAと日本の二国間EPAの関税削減効果について比較分析し、貿易面における戦略的なサプライチェーン形成に関する考察をご報告します。
具体的には、中国、インドネシア、タイにおけるASEAN・中国FTA(ACFTA)やAFTAを活用した場合の関税削減効果を品目別に解説します。また、日インドネシアEPA(JIEPA)と日タイEPA(JTEPA)および日本の中国からの輸入におけるGSPの関税削減効果を品目別にご紹介し、FTAを活用した最適なサプライチェーンの形成を考えます。さらに、ASEAN域内およびASEAN+1(日本、中国、韓国)、アジア太平洋貿易協定(APTA)を活用した場合の輸入単価に与える影響を比較分析し、中国・ASEAN、日米独、韓国、台湾、インドの東アジアにおける輸出競争力の変化を明らかにします。また、ジェトロからはASEAN経済共同体などアジアにおけるFTAの最新動向についてご報告します。
是非みなさまの積極的なご参加をお待ちしています。
※本セミナーは終了いたしました。多数のご参加、誠にありがとうございました。
1.主催・共催 :
一般財団法人国際貿易投資研究所(ITI)、ジェトロ名古屋
2.後援 :
(予定)愛知県、あいち産業振興機構、愛知県商工会議所連合会、中小企業基盤整備機構中部本部、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫、中部経済連合会
3.開催概要:
日時:2015年11月27日(金曜)14時00分~16時30分
場所:あいち国際ビジネス支援センター18階 セミナールーム (愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38 愛知県産業労働センター(ウインクあいち)18階)
定員:80名(先着順)
参加費:無料
内容 :
1.「アジアにおけるFTAの最新動向」
ジェトロ 海外調査部国際経済課長 椎野幸平氏
2.「東アジアのどのFTAが効果的か ~ACFTA/AFTAや日本のEPAを利用したサプライチェーンの形成を探る~」
国際貿易投資研究所 研究主幹 高橋 俊樹
3.「タイの対中国・ASEANおよび日本とのFTA効果」
国際貿易投資研究所 主任研究員 吉岡 武臣