2020/07/10セミナー2020年代のタイ産業・経済を見る視点(オンライン)
タイ経済は2020年1-3月の実質GDP成長率が前年比▲1.8%と6年ぶりのマイナス成長となりました。米中貿易戦争のあおりを受けて自動車や電子部品の生産・輸出が停滞する中、同国経済は新型肺炎の影響を強く受けております。タイが2037年までに高所得国の仲間入りをするという目標を達成するには、長期的に5%を上回る経済成長率を維持することが必要となります。
タイ政府は長期的な経済社会のビジョンとしてタイランド4.0を重点施策として掲げ、次世代自動車やロボット産業の振興に力を入れ始めたところです。
本セミナーでは、米中経済・技術戦争やコロナ後を見据えた2020年代のタイ経済を展望します。その視点として、①米中デカップリング時代のタイの貿易、②中国経済との連結性、③多国籍化を進めるタイ企業、④タイランド4.0と産業人材育成の4点を取り上げ、統計および事例、昨年夏に実施した現地調査結果を踏まえ、今後について論じます。
【日時】
2020年7月10日(金)16:00~17:10
【会場】
オンライン
【講演者】 (予定)
①16:05~16:20 | 「米中デカップリング時代のタイの貿易展望~米中貿易・技術戦争、コロナ禍の影響をどう見るか~」 大木博巳(ITI研究主幹) |
②16:20~16:35 | 「タイおよびラオス北部の陸路連結性と中国経済の浸透」 藤村 学(青山学院大学経済学部 教授) |
③16:35~16:50 | 「タイランド4.0と産業人材育成」 高橋与志(広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授) |
【主催】
一般財団法人国際貿易投資研究所 (ITI)・国際機関日本アセアンセンター
【定員】
100名 (予定)
【参加費】
無料
【お申込方法】
下記URLよりお申込みください。
https://data.asean.or.jp/form/seminar/app_seminar.aspx?id=49448933
【お問合先】
国際機関日本アセアンセンター 貿易投資クラスター 石田/久保
TEL: 03-5402-8006 Fax: 03-5402-8007
Email: info_ti@asean.or.jp
※お申込みいただいた方には7月8日(水)までに、アセアンセンターより当日オンラインにて配信するURL等のご案内をさせていただきます。
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