I 直接投資(国際比較統計)

直接投資統計に使用しているIMFの「国際収支統計(Balance of Payments)」の集計方法が、国際収支マニュアル第5版(BPM5:Balance of Payments manual 5th edition)から国際収支マニュアル第6版(BPM6:Balance of Payments manual 6th edition)に変更された。

第5版から第6版への切り替えにあたり、例えば直接投資が「対外・対内」から「資産・負債」という概念に変更されるなど、大小さまざまな変更がある。こうした変更点についてはIMFのウェブサイト(PDFファイル:FAQs on Conversion from BPM5 to BPM6, BPM5 to BPM6 Conversion matrix)を参照いただきたい。
なお、BPM6をまだ導入していない国については、コンバーターを用いてBPM6準拠のデータに変換している。

以下の各統計は第6版(BPM6)に基づいているが、「参考」として第5版(BPM5)に準拠した過去のデータの統計表も掲載した。ただし、第5版と第6版のデータは必ずしも整合性は無く、第5版のデータは2008年までということに留意が必要である。

※国際収支統計の定義、計上方法等については、日本銀行のウェブサイトに「国際収支統計の解説」 が掲載されている。

     
  I-001
(2016/3/22更新)

※「対外・対内」から「資産・負債」に集計方法が変更されたため、表題を変更。
2014年における各国の直接投資額(資産)のうち、比較可能な126カ国の合計額は前年に比べ、25.8%と大幅に減少した。国別では1位は米国、次いでルクセンブルク、香港、日本の順。日本は2013年から18.7%の減少であった。

【参考】I-001 世界各国の対外直接投資額(国際収支ベース)BPM5準拠  
   
  I-002
(2016/3/22更新)

※「対外・対内」から「資産・負債」に集計方法が変更されたため、表題を変更。
2014年における各国の直接投資額(負債)のうち、比較可能な150カ国の合計額は前年から36.2%の減少であった。国別では、中国、米国、香港、ルクセンブルクの順である。日本は2013年の74億1200万ドルから2014年は90億7000万ドルに増加した。

【参考】I-002 世界各国の対内直接投資額(国際収支ベース)BPM5準拠  
 
  I-003
(2016/3/22更新)
※「対外・対内」から「資産・負債」に集計方法が変更されたため、表題を変更。
【参考】I-003 対内直接投資額と対外直接投資額の比の推移 BPM5準拠  
 
  I-004
(2016/3/22更新)
※「対外・対内」から「資産・負債」に集計方法が変更されたため、表題を変更。
【参考】I-004 直接投資額の対GDP比  
 
  I-005-1
(2016/3/22更新)
2014年における各国の直接投資収益(支払額)は、比較可能な141カ国でみると前年に比べ5.4%の増加である。支払額が最大の国はオランダで2214億4800万ドル(前年比11.2%増)である。なお、中国はデータが原資料に掲載されていなかった。
【参考】I-005-1 世界各国の投資収益(支払)BPM5準拠  
 
  I-005-2
(2016/3/22更新)
2014年における各国の直接投資収益(受取額)は、比較可能な109カ国でみると前年に比べ3.7%増加している。1位の米国は4766億ドル(前年比0.3%減)である。なお、中国はデータが原資料に掲載されていなかった。
【参考】I-005-2 世界各国の投資収益(受取)BPM5準拠  
 
  I-006
(2016/3/22更新)

2014年の対外直接投資残高を合計すると、25兆8747億ドルで、前年に比べ0.4%減少している。1位の米国が6兆3186億ドル、英国が1兆5841億ドル、ドイツが1兆5832億ドルであった。日本は6番目である。 

  I-007
(2016/3/22更新)
2014年の対内直接投資残高を合計すると、26兆388億ドルで、前年とほぼ同じ水準であった。1兆ドルを超えるのは米国、英国、香港、中国の4カ国。中国への投資額は初めて1兆ドルを超えた。
  I-008
(2016/3/22更新)
対外直接投資残高を分母にして、分子を投資収益(受取)で割ったものを投資収益比率とすると、対外直接投資残高の最も多い米国は投資収益比率も高い。しかし、収益比率自体は徐々に低下している。
  I-009
(2016/3/22更新)

対内直接投資残高を分母にして、分子を投資収益(支払)で割ったものを投資収益比率とすると、2014年の対内直接投資残高が大きい上位20カ国では、オランダ(33.3%)、ロシア(17.9%)、アイルランド(14.5%)の収益率が高い。

  I-010-1
(2016/3/22更新)
※BPM6では「所得収支」から「第一次所得収支」に変更
2014年における各国の第一次所得収支(支払額)は比較可能な152カ国では2013年から2.9%の増加であった。1位の米国は5853億ドルで前年比2.7%増となった。日本は18番目の629億ドルで前年比11.1%の増加である。
【参考】I-010-1 世界各国の所得収支(支払)BPM5準拠  
 
  I-010-2
(2016/3/22更新)
※BPM6では「所得収支」から「第一次所得収支」に変更
2014年における各国の第一次所得収支(受取額)は比較可能な152カ国でみると前年に比べ4.0%増加している。1位の米国は8233億ドルで前年比3.6%増、6位の日本は2343億ドルで前年比0.6%増であった。
【参考】I-010-2 世界各国の所得収支(受取)BPM5準拠  
 
 
  I-010-3
(2016/3/22更新)
※BPM6では「所得収支」から「第一次所得収支」に変更
2014年における各国の第一次所得収支(収支尻)を見ると、流入超過の上位は米国、日本、ドイツの順、流出超過ではロシア、英国、ブラジルの順であった。日本の所得収支は2009年までは米国を上回っていたが、2010年に逆転されて以降、米国との差が拡大している。
【参考】I-010-3 世界各国の所得収支(収支尻)BPM5準拠  
 
 
  I-011
(2007/12/19更新)
OECD諸国を中心とした、2000年の対内、対外直接投資マトリックス。
  I-012
(2007/12/19更新)
OECD諸国を中心とした、2005年の対内、対外直接投資マトリックス。
  I-013
(2007/12/19更新)
OECD諸国を中心とした、2000年の対内、対外直接投資残高マトリックス。
  I-014
(2007/12/19更新)
OECD諸国を中心とした、2003年の対内、対外直接投資残高マトリックス。
  I-020
(2016/3/22更新)
※BPM6では「投資収支」から「金融収支」に変更
2014年における各国の金融収支(収支尻)は、152カ国が比較可能である。流出超過の国は1位ドイツ(3233億ドル)、2位韓国(893億ドル)、3位中国(795億ドル)の順であった。一方、流入超過は米国(▲2396億ドル)、英国(▲1660億ドル)、ブラジル(▲1005億ドル)の順であった。
(注)金融収支の項目に関し、BPM6では流出をマイナス、流入をプラスとしたBPM5と異なり資産・負債の増加をプラス、減少をマイナスとしている。収支尻は資産から負債を引いて計算しており、資産が負債を上回った場合(流出超過)はプラス、負債が資産を上回った場合(流入超過)はマイナスとなる。
【参考】I-020 世界各国の投資収支(収支尻)BPM5準拠
  I-021-1
(2016/3/22更新)
2014年における各国の証券投資(収支尻)のうち、流出超過は1位ドイツ(1682億ドル)、2位オランダ(795億ドル)、シンガポール(528億ドル)と続く。一方、流入超過は1位が英国(▲1896億ドル)、2位米国(▲1669億ドル)、3位ルクセンブルク(▲1312億ドル)である。日本は▲414億ドルの流入超であった。
(注)金融収支の項目に関し、BPM6では流出をマイナス、流入をプラスとしたBPM5と異なり資産・負債の増加をプラス、減少をマイナスとしている。収支尻は資産から負債を引いて計算しており、資産が負債を上回った場合(流出超過)はプラス、負債が資産を上回った場合(流入超過)はマイナスとなる。
【参考】I-021-1 世界各国の証券投資(収支尻)BPM5準拠
  I-021-2
(2016/3/22更新)

2014年における各国の証券投資(負債)は、比較可能な122カ国でみると前年に比べ35.5%の増加であった。1位の米国は7050億ドルで前年比40.5%の大幅増であった。

【参考】I-021-2 世界各国の証券投資(負債)BPM5準拠
  I-021-3
(2016/3/22更新)

2014年における各国の証券投資(資産)は、1位が米国(5380億ドル)、2位ルクセンブルク(3128億ドル)、3位アイルランド(2034億ドル)の順であった。日本は1155億ドルで第6位であった。

【参考】I-021-3 世界各国の証券投資(資産)BPM5準拠
  I-022-1
(2016/3/22更新)
※労働者送金の範囲が拡大され、居住者と非居住者の送金全般となったため表題を変更。
2014年における各国の個人間送金(収支尻)は、130カ国のデータが取得可能である。そのうち受取超過では、1位がインド(634億ドル)、2位メキシコ(226億ドル)、3位フィリピン(208億ドル)と続いている。一方、支払超過では、1位がサウジアラビア(▲359億ドル)、2位クウェート(▲179億ドル)、3位ロシア(▲147億ドル)と続いている。なお、本データにはサウジアラビアと並び支払の多い国である米国は掲載されていない点に注意が必要である。
【参考】I-022-1 世界各国の労働者送金(収支尻)BPM5準拠
  I-022-2
(2016/3/22更新)
※労働者送金の範囲が拡大され、居住者と非居住者の送金全般となったため表題を変更。
2014年における各国の個人間送金(支払)は、比較可能な122カ国でみると前年に比べ3.1%増加している。1位の米国は399.億ドルで前年比0.8%の増である。
【参考】I-022-2 世界各国の労働者送金(支払)BPM5準拠
  I-022-3
(2016/3/22更新)
※労働者送金の範囲が拡大され、居住者と非居住者の送金全般となったため表題を変更。
2014年における各国の個人間送金(受取)は、比較可能な121カ国でみると前年に比べ3.8%増加している。1位のインドは668億ドルで前年とほぼ同じ水準である。

【参考】I-022-3 世界各国の労働者送金(受取)BPM5準拠