IV.マクロ経済統計等
Ⅳ-001 世界の名目GDP(上位60) 〔ドル建て〕 (2024/4/11更新)
2022年における集計可能な182か国の名目GDP(合計)は、前年に比べ4.6%の増加であった。トップは米国で25兆7441億ドル、対前年比9.1%増である。以下、中国、日本と続く。日本は前年に比べ0.3%の増加となった。なお、ドル建てのGDPは為替によって変動する点に注意が必要である。
Ⅳ-002 世界各国の名目GDP 〔ドル建て〕 (2024/4/11更新)
2022年における世界のGDPは比較可能な178か国の合計で前年と比べると、3.1%増の95兆8921億ドルであった。先進工業国(24か国)の合計は前年から2.0%の増加であった。一方、開発途上国(154か国)の合計は前年比4.5%増であった。なお、ドル建てのGDPは為替によって変動する点に注意が必要である。
Ⅳ-003 世界各国の名目GDP平均伸び率 (2024/4/11更新)
10年間、5年間の年平均成長率を国別に試算した。それによると米国の名目GDP平均伸び率は2010年から2015年は3.98%、2015年から2020年までは3.11%、2020年から2022年にかけては9.88%であった。
Ⅳ-004 1人当たりの名目GDP 〔ドル建て〕 (2024/4/11更新)
2022年における一人当たりの名目GDPを金額の多い順に並べると、ルクセンブルクがトップで13万423ドル、前年比4.6%減であった。第2位のノルウェーは10万9449ドル、前年から17.9%増加した。日本は32番目の3万3654ドルである。(※2021年以降の人口はIMFの元データが未更新のため、2021年以降の値は2020年時点の人口をもとに算出している)
Ⅳ-005 世界各国の人口 (2024/4/11更新)
2020年時点で人口1億人以上の国は14か国存在する。人口が最も多い国は中国で14億3932万人。次いでインド、米国、インドネシアと続く。日本は11番目の1億2648万人で、メキシコの人口を下回った。(※2021年以降はIMFの元データが未更新のため2020年までの値を掲載している)
Ⅳ-006 世界各国の人口平均伸び率 (2024/4/11更新)
10年間、5年間の年平均人口増加率を試算した表。2000年から2010年では、米国0.93%、日本0.08%、中国0.59%である。2010年から2020年では、それぞれ、0.69%、▲0.16%、0.50%である。(※2021年以降はIMFの元データが未更新のため2020年までの値を掲載している)
Ⅳ-007 消費者物価変化率 (2024/4/11更新)
2022年の消費者物価変化率は米国で対前年比プラス8.0%など多くの国で大幅に上昇し、2000年代にマイナスが続いた日本でも2.5%増を記録した。
Ⅳ-008 世界各国の実質成長率(GDP伸び率) (2024/4/11更新)
実質GDPの前年、5年間平均伸び率を算出した表。日本の、2010-2015年(平均)は1.05%、2015-2020年は▲0.32%、2020-2025年(2022年)は1.75%と推移している。
Ⅳ-013 世界各国の実質実効為替レート(2010年基準) (2024/4/11更新)
2010年=100とした世界各国の実質実効為替レートと伸び率の表(出所はIFS)。
最新年次は2022年。
Ⅳ-014 世界各国の外貨準備高(金を除く)(上位60) (2024/4/11更新)
世界各国の外貨準備高(総準備マイナス金)を金額順に並べると、2022年時点での上位10カ国は、中国、日本、スイス、台湾、インド、サウジアラビア、ロシア、香港、韓国、ブラジルである。